Connectivity Standards Alliance日本支部「CEATEC 2025」に出展を発表。CEOトビン・リチャードソン氏が来日、スマートホーム標準規格について業界リーダーと共にコンファレンス登壇。

IoT標準規格「Matter」を策定する無線通信規格標準化団体Connectivity Standards Alliance(所在地:アメリカ カリフォルニア州デイビス、プレジデント兼CEO トビン・リチャードソン、以下、アライアンス)の日本支部は、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が主催する国内最大級のデジタルイノベーション総合展「CEATEC 2025」において、「暮らしのDXパビリオン」へ出展することをお知らせいたします。本出展を通じて、スマートホームのグローバル標準規格である「Matter」と新たに策定が進められている「Aliro」の日本における普及をさらに加速させ、日本のスマートホーム市場の成長と活性化に貢献してまいります。

「CEATEC 2025」では、スマートホームや暮らしに関わる最先端技術が幅広く紹介され、来場者はSociety 5.0の主要テーマである「個人や社会のウェルビーイングの実現」に向けた未来の暮らしを体験できます。特に「暮らしのDXパビリオン」では、家電や住宅関連分野を超えて、ITやエレクトロニクス業界との共創・連携を促し、産業全体としてのスマートホーム技術とDXサービスのプレゼンス向上を目指します。来場者は、IoT機器のサイバーセキュリティ対応やスマートホーム標準規格、社会課題解決の事例など、最新のスマートホーム動向を体感できます。アライアンス日本支部も、この「暮らしのDXパビリオン」の参画団体の一つとして参加します。

日本支部は、国内のIoT市場に関心を持つ有志企業によって構成され、グローバルな協力関係を深めながら、日本特有のニーズに対応した技術や解決策を提供しています。アライアンスのマーケティングチームとの連携により、日本国内での展示会出展や講演を積極的に開催し、「Matter」や「Aliro」に関する認知度向上を目指しています。「CEATEC 2025」への出展はこの目的達成に向けた重要な一歩となります。アライアンス日本支部は、スマートホームに関する事業開発のコンサルティングを行うX-HEMISTRY株式会社の代表取締役CEOである新貝 文将が代表を務め、既に70社以上が参加しており、日本国内でのIoT標準化への関心の高まりを示しています。

Connectivity Standards Allianceプレジデント兼CEOのトビン・リチャードソン氏は次のように述べています。
「日本はスマートホームの次の時代を定義する上で極めて重要な役割を担っています。MatterとAliroによって、私たちは単に標準を作るのではなく、真に相互運用可能で安全かつインテリジェントに繋がる世界の基盤を築いています。CEATEC 2025は、日本の業界を牽引する企業が結集し、私たちのグローバルスタンダードの普及を加速させ、企業や消費者に新たな価値をもたらす絶好の機会です。」

アライアンス日本支部代表である新貝文将氏は、本出展について次のように述べています。 「近年、世界的にスマートホーム市場が成長しており、日本市場においても大きな成長の余地があることから、多くの企業がスマートホームへの取り組みを開始しています。アライアンスは、スマートホームインフラの標準化活動の最前線に立っており、多様な企業がグローバルに参加しています。日本支部の「CEATEC 2025の『暮らしのDXパビリオン』への出展は、アライアンスが進める様々な取り組みを、日本国内の皆様と共有し、連携を強化する絶好の機会です。私たちは、グローバルなオープン規格を通じて、より便利で豊かな暮らしの実現に貢献するため、日本の企業様のさらなる参加を心より歓迎いたします。」

アライアンス日本支部は、CEATEC 2025の会期中、カンファレンスセッションにも登壇します。グローバル標準であるMatterの現状と未来、AI時代におけるその役割について、業界を代表するリーダーたちと共に議論を深めます。アライアンスCEO トビン・リチャードソン氏も来日し、登壇いたします。

・セッション名: 「スマートホーム2.0がもたらすスマートホームの未来」

・日時: 2025年10月15日(水) 12:30~14:00

・会場: 国際会議場2F コンベンションホールB 

・登壇者:

トビン・リチャードソン(Connectivity Standards Alliance CEO)

石井 英雄(早稲田大学 スマート社会技術融合研究機構 先進グリッド技術研究所 研究院 教授)

木下 琢生(美和ロック株式会 取締役 商品開発本部長)

橘 嘉宏(三菱地所株式会社 住宅業務企画部 統括 HOMETACT Project Manager)

青木 継孝(株式会社アクセルラボ 取締役 CTO)

新貝 文将(X-HEMISTRY株式会社 代表取締役CEO、Connectivity Standards Alliance日本支部 代表)

・セッション概要: グローバル標準「Matter」が日本でも注目を集める中、アライアンスCEOのTobin RichardsonがアライアンスとMatterの現在地を紹介します。さらに、新たに台頭する関連技術により、私たちの生活が今後どのように進化を遂げていくのか、業界を代表する企業のリーダーたちと共に議論します。AI時代に不可欠な基盤としてのMatterの役割や、今後スマートホームがどう進化していくかについても深く掘り下げます。

▼出展情報 

会場:国際展示場ホール4 パートナーズ&グローバルパークエリア/ 暮らしのDXパビリオン/ Connectivity Standards Alliance日本支部ブース 

ブース番号:4H301-04 

共同出展者:

Aqara LLC、株式会社アクセルラボ、アリオン株式会社、NECプラットフォームズ株式会社NXPジャパン株式会社、X-HEMISTRY株式会社、コムスコープ、サイバートラスト株式会社、SEALSQ Japan株式会社、株式会社シリコンラボラトリーズ、SWITCHBOT株式会社、テュフ ラインランド ジャパン株式会社、TOPPANデジタル株式会社、株式会社ネクスティ エレクトロニクス、ノルディック・セミコンダクター株式会社、パナソニック株式会社、美和ロック株式会社、mui Lab株式会社、リアルテック・セミコンダクター・ジャパン株式会社(全19社)

CEATEC 2025 来場・コンファレンス参加について

CEATEC 2025への来場およびコンファレンスへの参加登録は、下記よりお申し込みいただけます。

CEATEC 2025 来場者登録
コンファレンス参加登録

スマートホーム標準規格『Matter』により実現する世界と日本企業の動向 ~

日時:2025年10月14日(火)11:00~12:00

会場:国際展示場ホール4 パートナーズ&グローバルパークエリア/ Connectivity Standards Alliance日本支部ブース

ブース番号:4H301-04 

解説内容:  

・スマートホームのグローバル標準規格「Matter」の今とこれから 

・Matter対応デバイスに関するアライアンス公式検証と連携デモンストレーション 

・私たちの暮らしがMatterによってどのように進化するのか 

・日本企業の動向  

・Connectivity Standards Allianceおよび日本支部の活動 

解説者:  

新貝 文将 X-HEMISTRY株式会社 CEO/ Connectivity Standards Alliance 日本支部代表  

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▼Connectivity Standards Alliance 日本支部について

 Connectivity Standards Alliance日本支部は、IoTの基盤と未来の構築を目指すグローバルな無線通信規格標準化団体Connectivity Standards Alliance(旧Zigbee Alliance)の日本における活動拠点として、2024年4月18日(米国時間4月17日)に設立されました。アライアンスの技術や日本国内のIoT市場に関心を持つ有志の企業で構成されており、MatterやAliroといったグローバル標準規格の普及推進を通じて、より直感的で想像力豊か、かつ便利な世界の実現に向けた活動をリードしています。

代表:新貝 文将( X-HEMISTRY株式会社 代表取締役CEO )

副代表:中村 成貴(パナソニック株式会社 戦略本部 CTROチーム DX共創戦略室長)

事務局長:三島 デンバー(アリオン株式会社 技術統括部 規格認証次長)

活動内容:

・MatterとAliroを中心に日本におけるアライアンス活動を推進、認知度を向上

・アライアンスのマーケティングチームと連携して、日本での各種イベントや講演を積極的に推進

・グローバルでオープンなIoT標準の開発を支援するため、適切なアライアンスワーキンググループに日本市場に適した技術要件を提案 

・アライアンスへの日本企業の参加を誘致 

・アライアンスの日本メンバー企業間での知識や情報の共有

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